ヴァチカン サン・ピエトロ大聖堂

(Basilica di San Pietro in Vaticano)



これは昼前に撮った写真です。青空に映えるドウォモがいよいよ荘厳です!



圧巻のスケールです!!!



ピエタ(嘆きのマリア像)ミケランジェロ


聖母マリアがこの世の存在を超越した美しさで表現されています。
我が子を失った悲しみを超えてしまった境地です。
穢れのないマリアはイエス・キリストよりも若く見えます。
全てを超越した存在なのです。



グレゴリウス13世の記念碑



クーポラの内側



洗礼堂の聖堂



思いっきり堪能して大聖堂を出たのは11時を回っていました。
そこで、、、


あれっ???


システィーナ礼拝堂はどこだろう???


ってか、ヴァチカン美術館って、ここにないの?!?!


係員に尋ねたところ「歩いて10分かかるよ」ですって!!!


とりあえず一度車に戻り、置手紙をして、ヴァチカン美術館へ向かうことにしました。
車の近くのカフェで尋ねたら「歩いて20分かかるよ」ですって。

ローマへ


雨のフィレンツェを出発し、一路ローマへ。
途中土砂降りに!


ミラノは雪だったし、フィレンツェはちょっと晴れ間が見えた雲りだったから、ローマでは青空が見たい!!!
そう願いながら車を走らせると、神のご加護か、、、



前方の空が明るくなってきたのです。。。

フィレンツェのドウォモ


フィレンツェ最終日の朝は雨が降っていました。教会はまだ開いていない9時前、土砂降りの中、ドウォモに登り始めました。


まさかの全部階段!エレベータなし!



途中休憩。聖人たちを記念撮影。



途中休憩。ドウォモの内部の壁画を鑑賞。


4層に描かれています。上から(たぶん)天国、現世、わからん、地獄。
あとでよく調べてみましょう。


だんだん階段が狭くなり、雨水で滑りやすくなってきました。


かんばれ!


やった!



素敵な眺めです!!



美しい。。。



途中から一緒に上ってくれたプードルそっくりの男の子。
彼はすこし日本語が話せました。
週45分日本語の授業があり、先生は紫式部の研究者だそうです。
すごい!



ピンボケだけど。。。



ドウォモ上部にも彫刻が施されています。


雨も小降りになってくれ、ゆっくり2周回って、フィレンツェの風景を堪能しました。
まもなく中国人観光ツアーがやってきたので、帰りの階段が混みだす前に下りました。

フィレンツェの夜はこれだ!



サンタ・マリア・ノヴェッラ教会


一旦ホテルに戻り、ホテルの隣のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のバザーでお買い物。
フィオレンティーナマフラーを巻いているとお友達が増えます。
朝からずっとここでバザーをやっていたはずなのに、おじさんもおばさんも「4対1」のスコアを知っているのです。
当然フィオレンティーナサポーターなんですね。


Osteria De' Benciへ7時に行ったらお掃除中で「8時開店だよ」と言われました。
この国は時間がゆっくり流れるのです。


しかたないのでお散歩していたら、教会で聖歌のコンサートを催していたので、敬虔なクリスチャンの皆さんに混じって、聴かせていただきました。



高い天井に反響して、感動的なエコーです!



Osteria De' Benci
天井からいくつも生ハムがぶらさがっています。
テンションがあがります↑↑↑



生ハムとワインで主役をゆっくり待ちます。
地元トスカーナハウスワインはテーブルの上に置きっぱなしの飲み放題。
タダなのに美味しい!!!


このテーブルは予約なしの客用の相席だったのですが、ひとりは毎晩来ているという白髪のおじい様。
その向こうはノルウェーから食べに来ていた男性。
その向かいはミュンヘンから食べに来ていた日本人男性でした。
知らないもの同士、ワインを傾けながら、おしゃべりを楽しみながら、主役を待つのです。


そして、、、ついに登場!!!



ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナフィレンツェ風Tボーンステーキ)
フィレンツェ名物!
めちゃくちゃ美味しい!!


フィレンツェ近郊のキアーナ渓谷に生息するキアニーナ牛という大型の牛肉を使ったステーキです。
巨大な肉の固まりを炭火で焼いたビステッカは1枚1キロ!


これを食べに飛行機に乗りたくなる気持ち、よくわかりました。
ちなみに毎晩来ているおじいさんはローストビーフを食べていました。
それもまた美味しそうでした。