ダニエル・オスト展

南青山の草月会館に、美奈ちゃんと「ダニエル・オスト展」を観に行きました。ダニエル・オスト氏はベルギー王室御用達のフラワー・アーティストで、来年のグラミー賞やアカデミー賞の授賞式場のデコレーションを担当される方です


まりりんが初めて彼の作品に触れたのは、去年11月、中島薫さんがスポンサーになられた京都 仁和寺での展示会でした。世界遺産の庭園や室内に飾られた花のオブジェは、夜闇にライトアップされて浮かび上がり、とても幻想的でした。一緒に観に行った橋本ご一家の長女怜奈ちゃんが大喜びして、帰ろうとすると泣き出したりしましたが、彼女は当時わずか2歳!子供の感性の鋭さと、子供まで虜にしてしまうダニエル・オストの魅力に感嘆しました。


というわけで、今回の草月会館での展示もとても楽しみで、心待ちにしていました。会館のエントランスホールのイサム・ノグチ作の石庭『天国』に、ダニエル・オストの作品が展示され、石庭全体がダイナミックな作品となって現れました。近寄ると、個々の作品は繊細で、あちこちで感嘆やためいきが聞こえました。


現代の日本人以上に日本を愛し、和の本質的な美しさを表現するダニエルに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。