ドバイに学ぶ


たまには社会派のお話。録画しておいた3月放送の『池上彰の学べるニュース 3時間スペシャル』を観ました。池上彰さんの解説、とても分かりやすくて、大好きなんです!4月からの放送も録画してます。(まだ観れてないけど、、、)


さて今回とってもお勉強になったのはドバイのこと。今年完成した世界一高い高層ビル「ブルジュ・ハリファ」でも話題のセレブの国。



ブルジュ・ハリファ ちなみに「ブルジュ」とは「タワー」の意味だとか。


てっきり石油を元手にビジネスをしているのかと思ったら、実はドバイは石油埋蔵はほとんどないのだとか。ビックリ!じゃ〜なんであんなに急速に発展したの〜?


実は現首長ムハンマド・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームと、その父シャイフ・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームの2代にわたって(実はその間、元首長の兄が首長を継ぐが事故死)、ビジョンあるリーダーが、強力なリーダーシップを発揮して、先行投資を行い、海運を初めとして事業展開したことにあるのでした。その後、『世界一』をコミットしたリゾートビジネスで巨額の資金を集め、ドバイショックはあったものの、世界の海運中心都市として発展を続けています。



ブルジュ・アル・アラブ
「バージュ・アル・アラブ」って発音の方がポピュラーかしら。世界に2つしかない七つ星ホテルのひとつです。泊ってみたいホテルNo.1♪


国家が事業体として利益を追求するドバイに引き換え、現在の日本は事業仕分けで国の仕事を民間に移そうと移そうとしている。民間の力を借りたいなら、貸し渋りなんかするな〜っ!責任持てないなら税金取るな!!国も役人も利益を求めないから、国民は生き生きしないし、国は潤わないんだぞ!!


そういえば生き生きしていたよね、バブルの頃。あれは実際の価値以上に投資しちゃったから、泡のように消えてなくなっちゃったけれど、ドバイは価値を生み出している。日本もバブルに懲りず、価値を生み出して、でかい投資をしようじゃないか!


あと備忘録。首長の名前の「ビン=○○」は「○○の息子」、「アール=△△」は「△△家の」という意味だそうです。「ビン=ラディン」って「ラディンの息子」って意味じゃん。菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ:『更級日記』の著者)みたい。。。